先日友人の結婚式へ東北に行きました。
駅に降りて真っ先に「冬の空気だ」とつい口から出そうになるほどに、関東とは異質な空気感でした。
ですが関東にもそろそろ冬が来ます。
私の最も好きなことの一つに、「冬に炬燵に入りながらアイスを食べる」というものがあります。
厳密には「アイスクリーム」ということになります。
日本人的にはアイスクリームもラクトアイスなどもまとめて「アイス」と呼称しますが、そういえばどんな種類があるのだろうとつい気になってしまいました。
ざっくりまとめ表
種類 | 乳固形分 | 乳脂肪分 |
---|---|---|
アイスクリーム | 15.0%以上 | 8.0%以上 |
アイスミルク | 10.0%以上 | 3.0%以上 |
ラクトアイス | 3.0%以上 | – |
氷菓 | – | – |
アイスクリーム
- 乳脂肪分が多く、濃厚でクリーミーな味わい。
- 牛乳や生クリームを多く使用。
- 高級感があり、一般的に価格が高め。
商品例
- ハーゲンダッツ:バニラ
- LOTTE:レディボーデン
- 森永:pino
- 森永:MOW
アイスミルク
- 乳脂肪分は少なめだが、ある程度クリーミー。
- 牛乳以外の植物性脂肪(例:植物油脂)が一部使用されている場合もある。
- 味のバランスがとれており、価格も手頃。
商品例
- 桔梗屋:プレミアム桔梗信玄餅アイス
- LOTTE:雪見だいふく
ラクトアイス
- 乳脂肪がほとんどなく、さっぱりとした軽い味わい。
- 主に植物性脂肪や添加物でコクや滑らかさを出している。
- 濃厚さよりもコスパや軽い食感を重視。
商品例
- 明治:エッセルスーパーカップ
- LOTTE:爽
- LOTTE:クーリッシュ
氷菓
- 主成分が氷や水分で、乳成分がほとんどない。
- カロリーが低く、シャーベットやかき氷に近い。
- 夏向けのさっぱりした商品が多い。
商品例
- 赤城乳業:ガリガリ君
- LOTTE:スイカバー
乳固形分とは
牛乳や乳製品に含まれる「水分以外の成分の総称」を指します。乳脂肪分や乳たんぱく質、乳糖、ミネラルなど、牛乳の栄養成分が含まれる。
乳固形分は以下の2つに分けられる。
乳脂肪分
- 牛乳や乳製品に含まれる脂肪分。
- アイスクリームや乳製品のコクやクリーミーさを生む要素。
- 「乳脂肪分」の割合が多いほど濃厚な味わいになる。
無脂乳固形分
- 乳脂肪を除いた、たんぱく質(カゼインなど)、乳糖、ミネラルなどの成分。
- これらが味や食感に影響を与える。
乳脂肪分とは
牛乳や乳製品に含まれる「脂肪分」の割合を指します。乳脂肪は牛乳の中の重要な成分の一つで、食品のコクや滑らかさ、風味を左右する要素となる。
主成分
- トリグリセリド(中性脂肪):エネルギー源。
- 微量成分:乳脂肪球膜、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、Kなど)。
特性
- 低温で固まりやすく、高温で溶けやすい性質を持つ。
- アイスクリームにおいては、乳脂肪分が多いほど濃厚でクリーミーな味わいになる。
- 他の油脂(植物油脂など)に比べて消化が良い。
その他
ジェラートやシャーベット、ソフトクリームなども思いつきますが、いずれも
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓のどれかに分類されるようです。
まとめ
コンビニやスーパーのアイスコーナーはついチェックしてしまい、いつの間にはカゴに入っている時期になりますが、自分へのご褒美でこれからも食べ続けます。
なお、商品例の分類ミスがあればご指摘ください。